Stockhausen, Karlheinz (シュトックハウゼン、カールハインツ)
Germany / 1928.8.22 Mödrath (now Kerpen)  -  2007.12.5 Kürten
**[1953年に世界初の電子音楽『習作 I』を作曲。常に音楽の新しい概念を追求し続け、戦後の現代音楽界をリードした。]



titlememo
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ (1951) [Vn/Pf]
コントラ=プンクテ (1952-53) [10Instruments]
 Kontra-Punkte
ピアノ曲 I~IV (1952) [Pf]
習作 I (1953) [Electronics]
 Studie I
※ケルン電子音楽スタジオ(1951~2000)にて制作。初演は1954年10月19日、『習作 II』と合わせて披露された。
習作 II (1954) [Electronics]
ピアノ曲 V~X (1954-55,61) [Pf]
グルッペン (1955-57) [Orch]
 Gruppen
※管弦楽は3つのグループに分かれる。
ピアノ曲 XI (1956) [Pf]
少年の歌 (1955-56) [Electronics]
 Gesang der Jünglinge
ツィクルス (1959) [Perc]
 Zyklus
ルフラン (1959) [3Players]
 Refrain
※ピアノ(兼ウッドブロック)、ヴィブラフォン(兼カウベル)、チェレスタ(アンプで増幅、兼アンティークシンバル)のための作品。
コンタクテ (1958-60) [Electronics]
 Kontakte
モメンテ (1962-64,69) [Sop,Chor/13Instruments]
 Momente
※合唱は4つのグループに分かれる。
ミクロフォニー I (1964) [Tamtam/2Microphones/2Filters/Contollers]
 Mikrophonie I
ミクスチュール (1964) [Orch/Electronics]
 Mixtur
※リング変調器と正弦波発信機が加わる。
ミクロフォニー II (1965) [12Vo/H.Org/4RingModulators/Tape]
ソロ (1965-66)
 Solo
※NHKからの委嘱作。独奏楽器はメロディを出せるものとだけ指定されている。音響技師や拡声器などが加わる。
テレムジーク (1966) [Electronics]
告別 (1966) [5Winds]
 Adieu
ヒュムネン (1966-67) [Electronic]
 Hymnen
※ヨーロッパ各地の国家を基にした電子音楽。4つのパートに分かれており、それぞれブーレーズ、プスール、ケージ、ベリオに献呈。後に管弦楽版が発表された。
プロツェシオーン (1967) [Ensemble]
 Prozession
※ポテンショメータとラジオ受信機が加わる。
スティムンク(ムード) (1968) [6Vo]
 Stimmung
短波 (1968) [6Players]
 Kurzwellen
※短波ラジオ受信機と電子音響が用いられる。
七つの日より (1968)
 Aus den sieben Tagen
※全15曲。様々な編成の曲が混在(第8曲は舞台劇)。楽譜はテキストとなっており、「直感」に基づいた演奏が求められる。
(1970) [2Players]
 Pole
※演奏者は携帯ラジオを持つようにとの指示がある。
万国博覧会 (1969-70) [3Players]
 Expo
※大阪万博ドイツ館のための作品。万博期間中常に演奏が行われていたとの事。
来るべき時代のために (1968-70)
 Für kommende Zeiten
※全17曲。『七つの日より』と同じ形式の作品。演奏者の「直感」が求められる音楽。
星の音 (1971) [5Groups]
 Sternklang
※庭園での屋外演奏用に作曲された。楽器は特に指定されていない。
トランス (1971) [Orch]
 Trans
祈り (1972) [Soloist/Dancer/Orch]
 Inori
※独奏は1人か2人で楽器は指定されていない。
秋の音楽 (1974) [4Performers]
 Herbstmusik
腹の音楽 (1975) [Perc(6Players)/Musicboxes]
 Musik im Bauch
十二宮(ティアクライス) (1974-75) [12Players]
 Tierkreis
※2003年にかけて様々なアレンジ版が発表されている。
ハルレキン (1975) [Cl]
 Harlekin
シリウス (1975-77) [Bas,Sop/B.Cl/Trp/Electronics]
 Sirius
アムール (1976) [Cl]
 Amour
友情を込めて (1977)
 In Freundschaft
※様々な楽器のための独奏作品。
歴年 (1977)
 Jahreslauf
※オペラ『光』~『火曜日』の一部。
ピアノ曲 XII (1979,83) [Pf] ※オペラ『光』~『木曜日』の一部。
ピアノ曲 XIII (1981) [Pf] ※オペラ『光』~『土曜日』の一部。
ピアノ曲 XIV (1984) [Pf] ※オペラ『光』~『月曜日』の一部。
ヘリコプター弦楽四重奏曲 (1992-93) [SQ/Helicopters]
 Helikopter-Streichquartett
※オペラ『光』~『水曜日』の一部。弦楽四重奏団のメンバーが1人ずつ4台のヘリコプターに乗り込み、ホールなどの周囲を旋回しながら機内で演奏する。演奏の様子と音はホールに中継される。シュトックハウゼン曰く、夢に着想を得た作品らしい。
ピアノ曲 XVI (1995) [Pf/Tape] ※オペラ『光』~『金曜日』の一部。任意で電子ピアノが加わる。
クラング~1日の24時間 (2004-07)
 Klang - Die 24 Stunden des Tages
※様々な楽器と編成のための連作。
オペラ『光』 (1977-2003)
 Licht
※1週間をテーマとした長大なオペラ。作曲期間中に書かれた曲はほぼ全てこのオペラの一部分。なお、あまりにも桁外れな規模のため全曲通しての上演は未だに実現していない。
音楽劇『オリギナーレ』 (1961)
 Originale