Puccini, Giacomo Antonio Domenico Michele Secondo Maria Jr.
(プッチーニ、ジャコモ)
Italy / 1858.12.22 Lucca  -  1924.11.29 Brussels, Belgium
**[ヴェルディの次の世代に現れたイタリア・オペラの巨匠。『蝶々夫人』『トスカ』『ラ・ボエーム』など、劇的かつ親しみやすいオペラの数々で人気を博した。]



●管弦楽曲
titlememo
管弦楽のための前奏曲 (1876) [Orch] ※自筆譜のうち2ページが紛失。
交響的前奏曲 イ長調 (1876) [Orch]
交響的前奏曲 ホ短調 (1877) [Orch]
交響的奇想曲 (1883) [Orch]
トリオ ヘ長調 (1881-83) [Orch]
アダージェット ヘ長調 (1883) [Orch]
行進曲「電気ショック」 (1896) [Band]
 Scozza elettrica

●室内楽曲
titlememo
弦楽四重奏曲 ニ長調 (1880-83)
弦楽四重奏のためのフーガ (1880-83) [SQ]
失意の女 (1883) [Vn/Pf]
 La sconsolata
(1890) [SQ]
 I crisantemi
3つのメヌエット (1892) [SQ]

●ピアノ・オルガン曲
titlememo
オルガンとピアノのための小品 (1874-78) [Org,Pf]
小さなワルツ (1894) [Pf]

●合唱曲
titlememo
カンタータ「美しきイタリアの子供たち」 (1877)
 I figli d'Italia bella
ジュピターへのカンタータ (c.1897) [Chor/Orch]
 Cantata a Giove
ディアーナ讃歌 (c.1897) [Chor/Orch]
 Inno a Diana
見よ、大いなる司祭 (c.1905) [Chor]
 Ecce sacerdos magnus
※たった4小節しかない。
ローマ讃歌 (1919)
 Inno a Roma
※長らく失われていたが、2003年にスコアの一部が再発見された。

●宗教音楽
titlememo
聖パオリーノのためのモテット (1878)
 Mottetto per San Paolino
王の御旗は翻る (1880)
 Vexilla Regis prodeunt
4声のミサ曲(グローリア・ミサ) (1880)
サルヴェ・レジーナ (1883)
レクイエム (1905) ※ヴェルディ追悼作品。冒頭の『イントロイトゥス(入祭唱)』のみ。

●舞台音楽
titlememo
オペラ『妖精ヴィッリ』 (1884)
 Le Villi
オペラ『エドガール』 (1889)
 Edgar
オペラ『マノン・レスコー』 (1893)
 Manon Lescaut
オペラ『ラ・ボエーム』 (1896)
 La Boheme
オペラ『トスカ』 (1900)
 Tosca
オペラ『蝶々夫人』 (1904)
 Madame Butterfly
※日本を舞台にした代表的なオペラ。特に第2幕で蝶々さんが歌うアリア『ある晴れた日に』が有名。『宮さん宮さん』『君が代』など日本の歌が引用されている。
オペラ『西部の娘』 (1910)
 La Fanciulla del West
オペラ『つばめ』 (1917)
 La rondine
オペラ『外套』 (1917)
 Il Tabarro
オペラ『修道女アンジェリカ』 (1918)
 Suor Angelica
オペラ『ジャンニ・スキッキ』 (1918)
 Gianni Schicchi
オペラ『トゥーランドット』 (1924)
 Turandot
※第3幕の終盤に差し掛かるあたりで未完に終わった。フランコ・アルファーノの補筆を経て1926年4月25日、ミラノ・スカラ座においてアルトゥーロ・トスカニーニの指揮で初演された。特にカラフのアリア『誰も寝てはならぬ(Nessun dorma)』が有名。