Lehár, Franz(Ferenc) (レハール、フランツ)
Austria / 1870.4.30 Komárom, Hungary (now Komárno, Slovakia)  -  1948.10.24 Bad Ischl
*[オペレッタの第二黄金期を支えた作曲家。単なる喜劇に終始しない独自の様式を発展させた。代表作は『メリー・ウィドウ』『微笑みの国』。]



●管弦楽曲
titlememo
ハンガリー幻想曲 Op.45 (1897) [Vn/Orch]
 Ungarische Fantasie
ワルツ「金と銀」 Op.79 (1902) [Orch]
 Gold und Silber
※これらの他にも多くのワルツや軽音楽を作曲している。

●舞台音楽
titlememo
オペレッタ『ピアノ調律師(ウィーンの女たち)』 (1902)
 Der Klavierstimmer (Wiener Frauen)
オペレッタ『針金細工師』 (1902)
 Der Rastelbinder
オペレッタ『神の夫』 (1904)
 Der Göttergatte
※1913年に『理想の妻(Die ideale Gattin)』、1921年に『タンゴの女王(Die Tangokönigin)』のタイトルで再発表。
オペレッタ『タティヤナ』 (1905)
 Tatjana
※1896年のオペラ『ククシュカ(Kukuška)』の改作。
オペレッタ『メリー・ウィドウ』 (1905)
 Die lustige Witwe (The Merry Widow)
※初演は1905年12月30日。アン・デア・ウィーン劇場にて行われた。後にヒトラーのお気に入りとなる。ショスタコーヴィチの交響曲第7番第1楽章展開部の有名な主題(おそらくドイツへの皮肉)はこの劇中のアリアに由来するとの説がある。
オペレッタ『楽園への鍵』 (1906)
 Der Schlüssel zum Paradies
※『ピアノ調律師(ウィーンの女たち)』の改作。
オペレッタ『現代のミティスラウ』 (1907)
 Mitislaw der Moderne
オペレッタ『3人の妻を持つ夫』 (1908)
 Der Mann mit den drei Frauen
オペレッタ『王子の子供』 (1909)
 Das Fürstenkind
オペレッタ『ルクセンブルク公爵』 (1909)
 Der Graf von Luxemburg
オペレッタ『ジプシーの恋』 (1910)
 Zigeunerliebe
オペレッタ『エヴァ』 (1911)
 Eva
オペレッタ『最後はひとり』 (1914)
 Endlich allein
オペレッタ『天文学者』 (1916)
 Der Sterngucker
※1922年改作し『トンボの踊り(La danza delle libellule)』のタイトルでイタリア上演。その後も何度か改作している。
オペレッタ『ヒバリの鳴くところ』 (1918)
 Wo die Lerche singt
オペレッタ『青いマズルカ』 (1920)
 Die blaue Mazur
オペレッタ『春』 (1922)
 Frühling
オペレッタ『フラスキータ』 (1922)
 Frasquita
オペレッタ『黄色い上着』 (1923)
 Die gelbe Jacke
※『微笑みの国』の原型。
オペレッタ『クロ=クロ』 (1924)
 Clo-Clo
オペレッタ『パガニーニ』 (1925)
 Paganini
オペレッタ『ロシアの皇太子』 (1927)
 Der Zarewitsch
オペレッタ『フリーデリケ』 (1928)
 Friederike
オペレッタ『微笑みの国』 (1929)
 Das Land des Lächelns
※中国が主な舞台の東洋趣味オペレッタ。ただ、1930年の舞台写真ではセットや衣装が日本風となっている。
オペレッタ『この世は美しい』 (1930)
 Schön ist die Welt
オペレッタ『山の王子』 (1932)
 Der Fürst der Berge
※1909年のオペレッタ『王子の子供』の改作。
オペレッタ『ジュディッタ』 (1934)
 Giuditta