Hauer, Josef Matthias (ハウアー、ヨーゼフ・マティアス)
Austria / 1883.3.19 Wiener Neustadt  -  1959.9.22 Vienna
[シェーンベルク以前に独自の十二音技法を考案したオーストリアの作曲家。1919年発表のピアノ曲『ノモス』は世界初の十二音音楽と考えられている。]



titlememo
管弦楽組曲第7番 Op.48 (1926) [Orch]
管弦楽のための十二音音楽 (1937-39) [Orch] ※同じタイトルの曲が複数存在する。
ピアノ協奏曲 Op.55 (1928) [Pf/Orch]
ヴァイオリン協奏曲 Op.54 (1928) [Vn/Orch] ※初演はヘルマン・シェルヘンの指揮による。
5つのヴァイオリンのための十二音の戯れ (1949) [5Vn]
フルート、ファゴットと弦楽四重奏のための十二音の戯れ (1958) [Fl,Fg/SQ]
ノモス Op.19 (1919) [Pf]
 Nomos
※独自の十二音技法「トローペ」を初めて用いた作品。シェーンベルクの『ピアノ組曲』の完成に4年先んじている。
9つの練習曲 Op.22 (1922) [Pf]
ピアノのための幻想曲 Op.39 (1925) [Pf]
カンタータ「結婚式前のエミリー」 Op.58 (1928)
 Emilie vor ihrem Brauttag
カンタータ「人間の道」 Op.67 (1934)
 Der Menschen Weg
オペラ『サランボー』 Op.60 (1929)
 Salambo
※部分的な初演は1930年。オットー・クレンペラーの指揮で行われた。全曲初演は1983年。
オペラ『黒い蜘蛛』 Op.62 (1932)
 Die schwarze Spinne
※初演はハウアー没後の1966年5月23日。ミヒャエル・ギーレンの指揮で行われた。