Glinka, Mikhail Ivanovich (グリンカ、ミハイル)
Russia / 1804.6.1 Novospasskoye, near Smolensk  -  1857.2.15 Berlin, Germany
**[国際的な名声を得た初のロシア人作曲家。その作品は後に続く”ロシア五人組”などに大きな影響を与えた。]



●管弦楽曲
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2つのロシアの主題による交響曲 ニ短調 (1834) [Orch] ※未完。ヴィッサリオン・シェバーリンにより補筆完成。
序曲 ニ長調 (c.1822-26) [Orch]
序曲 ト短調 (c.1822-26) [Orch]
幻想的ワルツ ロ短調 (1839,56) [Orch]
スペイン序曲第1番 「ホタ・アラゴネーサの主題による華麗なカプリース」 (1845) [Orch]
 Блестящее каприччио на тему Арагонской хоты
幻想曲「カマリンスカヤ」 (1848) [Orch]
 Камаринская
※「スケルツォ」とも。
カスティーリャの思い出 (1848) [Orch]
 Recuerdos de Castilla
スペイン序曲第2番 「マドリッドの夏の一夜の思い出」 (1851) [Orch]
 Воспоминания о летней ночи в Мадриде
スペインのボレロの主題によるポロネーズ ヘ長調 (1855) [Orch]

●室内楽曲
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弦楽四重奏曲 ニ長調 (1824)
弦楽四重奏曲 ヘ長調 (1830)
悲愴的三重奏曲 ニ短調 (1832) [Cl,Fg/Pf] ※ヴァイオリン、チェロとピアノ版あり。
大六重奏曲 変ホ長調 (1832) [2Vn,Va,Vc,Cb/Pf]
七重奏曲 変ホ長調 (c.1823) [Ob,Fg/Hr/2Vn,Vc,Cb]
ヴィオラ・ソナタ ニ短調 (1825-28) [Va/Pf]
ベッリーニのオペラ『夢遊病の女』の主題によるディヴェルティメント 変イ長調 (1832) [Ensemble]
ドニゼッティのオペラ『アンナ・ボレーナ』の主題によるセレナード 変ホ長調 (1832) [Ensemble]

●ピアノ曲
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愛国歌(国歌のモチーフ) (c.1835) [Pf]
 Патриотическая песня
※1895年に公にされた曲。作曲時期は定かでない。1990年から2000年までロシア連邦の国歌に採用されていた。
祖国への挨拶 (1847) [Pf]
 Привет отчизне
※全4曲。第4曲はスコットランド民謡『夏の名残のバラ(庭の千草)』が主題の変奏曲。

●歌曲
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訳もなく私を誘うな(エレジー) (1825)
 Не искушай меня без нужды
乙女の悲しみ (1827)
 Грусть девушки
真夜中の閲兵 (1836)
 Ночной смотр
疑惑 (1838)
 Сомнение
歌曲集「サンクトペテルブルクへの別れ」 (1840)
 Прощание с Петрбургом
※全12曲。

●舞台音楽
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オペラ『皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)』 (1836)
 Жизнь за царя (Иван Сусанин)
※献呈の返礼として皇帝ニコライ1世により『皇帝に捧げた命』のタイトルが授けられた。
オペラ『ルスランとリュドミラ』 (1842)
 Руслан и Людмила
※序曲がとても明るく陽気なため頻繁にコンサートのつかみで取り上げられる。
オペラ『ホルムスキー公』 (1840)
 Князь Холмский