Verdi, Giuseppe Fortunino Francesco (ヴェルディ、ジュゼッペ)
Italy / 1813.10.10 Roncole, near Busseto  -  1901.1.27 Milan
**[言わずと知れた19世紀イタリア・オペラの巨匠。『アイーダ』の凱旋行進曲はサッカー日本代表の応援歌としてもお馴染み。]



●純音楽
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シンフォニア ハ長調 (1838) [Orch]
ピアノと管弦楽のための変奏曲 (c.1838) [Pf/Orch]
弦楽四重奏曲 ホ短調 (1873)
歌詞のないロマンス (1865) [Pf]
 Romanza senza parole
ワルツ ヘ長調 (1881) [Pf]

●宗教音楽
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タントゥム・エルゴ (1836)
諸国民の讃歌 (1862)
 Inno delle Nazioni
※ロンドン万国博覧会のための委嘱作品。諸事情あって初演は開会式より3週間以上遅れた。
リベラ・メ (1868-69)
 Libera me
※合作ミサ曲『ロッシーニのためのミサ』のための作品。後に『レクイエム』に組み込まれた。
レクイエム (1873) ※特に『怒りの日』が有名。テレビ番組のBGMなどで耳にする機会が多い。
聖歌四篇 (1889-95)
 Quattro Pezzi Sacri
※それぞれ別々の時期に作曲。アッリーゴ・ボーイトがひとまとめにして1898年発表。

●舞台音楽
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オペラ『サン・ボニファーチョ伯爵オベルト』 (1839)
 Oberto, conte di San Bonifacio
オペラ『一日だけの王様、あるいは偽のスタニスラオ』 (1840)
 Un giorno di regno, ossia il finto Stanislao
オペラ『ナブッコ』 (1842)
 Nabucco (Nabucodonosor)/I>
※出世作。第3幕の『行け、我が思いよ、金の翼に乗って』はイタリア第二の国歌と呼ばれるほど親しまれている。全2作が喜劇だったのに対し、これ以降の作品は悲劇がメインとなる。
オペラ『十字軍のロンバルディア人』 (1843)
 I Lombardi alla prima crociata
オペラ『エルナーニ』 (1844)
 Ernani
オペラ『二人のフォスカリ』 (1844)
 I due Foscari
オペラ『ジョヴァンナ・ダルコ』 (1845)
 Giovanna d'Arco
オペラ『アルツィーラ』 (1845)
 Alzira
オペラ『アッティラ』 (1846)
 Attila
オペラ『マクベス』 (1847)
 Macbeth
オペラ『群盗』 (1847)
 I masnadieri
オペラ『イェルサレム』 (1847)
 Jérusalem
※『十字軍のロンバルディア人』を改作しフランス語に直したもの。
オペラ『海賊』 (1848)
 Il corsaro
オペラ『レニャーノの戦い』 (1849)
 La battaglia di Legnano
オペラ『ルイザ・ミラー』 (1849)
 Luisa Miller
オペラ『スティッフェーリオ』 (1850)
 Stiffelio
オペラ『リゴレット』 (1851)
 Rigoletto
オペラ『イル・トロヴァトーレ』 (1853)
 Il Trovatore
オペラ『椿姫(ラ・トラヴィアータ)』 (1853)
 La Traviata
※邦題は原作小説のタイトルより。第1幕の『乾杯の歌』が有名。
オペラ『シチリアの晩鐘』 (1855)
 Les vêpres siciliennes
※『シチリア島の夕べの祈り』とも。1282年にシチリアで勃発した反乱が題材。
オペラ『シモン・ボッカネグラ』 (1857)
 Simon Boccanegra
※後にアッリーゴ・ボーイトが改訂を施し再演。
オペラ『アロルド』 (1857)
 Aroldo
※『ステッフェーリオ』の改作。
オペラ『仮面舞踏会』 (1859)
 Un Ballo in Maschera
※検閲により上演が叶わなかったオペラ『グスターヴォ三世』に肉付けした作品。『グスターヴォ三世』は補筆などを経て2002年初演。
オペラ『運命の力』 (1862)
 La forza del destino
オペラ『ドン・カルロス(ドン・カルロ)』 (1867)
 Don Carlos (Don Carlo)
オペラ『アイーダ』 (1871)
 Aida
※初演は1871年12月24日。エジプト・カイロにおいてジョヴァンニ・ボッテジーニの指揮で行われた。『凱旋行進曲』が有名で、この曲を演奏するためだけに「アイーダ・トランペット」と呼ばれる管が真っ直ぐに伸びたトランペットが開発された。
オペラ『オテロ』 (1887)
 Otello
オペラ『ファルスタッフ』 (1893)
 Falstaff