Orff, Carl (オルフ、カール)
Germany / 1895.7.10 Munich  -  1982.3.29 Munich
**[現代的感覚を持ちながらも、原始的な力強さと明快さを前面に押し出した独自の作風を確立。代表作はカンタータ『カルミナ・ブラーナ』。]



●管弦楽曲
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踊る牧神 (1914) [Orch]
 Tanzende Faune
オリンピック輪舞 (1936) [Orch]
 Olympische Reigen

●歌曲
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9つの歌曲 Op.2 (1910-11) [Sop(orTen)/Pf]
3つの歌曲 Op.3 (1911) [Alt(orBar)/Pf]
ケヴラールへの巡礼 Op.4 (1911) [Vo/Pf]
 Die Wallfahrt nach Kevlaar
※詞:ハインリヒ・ハイネ。声域は低音域と指定されている。
2つの歌曲 Op.6 (1911) [Vo/Pf] ※1曲目はバリトン、2曲目は低音域と指定されている。
5つの歌曲 Op.8 (1910-11) [Sop/Pf]
6つの歌曲 Op.9 (1911) [Ten/Pf] ※これらの他にも1910年代前半に書かれた歌曲が多数存在する。

●合唱曲
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ツァラトゥストラ (1911-12) [Bar,MaleChor/Ensemble/Org]
 Zarathustra
※未出版。手稿のみ。
フランツ・ヴェルフルによる3つのカンタータ (1929-30)
ベルトルト・ブレヒトによる2つのカンタータ (1930-31)
カンタータ「カルミナ・ブラーナ」 (1934-36) ★★★
 Carmina Burana
※『トリオンフィ』三部作の第1作。初演は1937年6月8日。ベルティル・ヴェツェルスベルガーの指揮による。
カンタータ「カトゥーリ・カルミナ」 (1941-43)
 Catullli Carmina
※『トリオンフィ』三部作の第2作。N響の定期演奏会で取り上げられた際、肉欲的な歌詞が話題となった。
カンタータ「アフロディテの勝利」 (1947-51)
 Trionfo di Afrodite
※『トリオンフィ』三部作の第3作。

●舞台音楽
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オペラ『犠牲』 (1913)
 Gisei - Das Opfer
※歌舞伎の演目『寺子屋』が原案。
オペラ『月』 (1936-38)
 Der Mond
※『メルヒェン芝居』三部作の第1作。
オペラ『賢い女』 (1941-42)
 Die Kluge
※『メルヒェン芝居』三部作の第2作。
オペラ『夏の夜の夢』 (1938-39,52)
 Ein Sommernachtstraum
※『メルヒェン芝居』三部作の第3作。1917年代から作曲が始められ、1960年代にかけて何度も改稿を繰り返している。
オペラ『ベルナウアーの女』 (1944-46)
 Die Berauerin
※『バイエルンの世界劇』四部作の第1作。
オペラ=バレエ『アストゥトゥーリ』 (1946-48)
 Astutuli
※『バイエルンの世界劇』四部作の第2作。
復活祭劇『キリスト復活の喜劇』 (1955)
 Comoedia de Christi Resurrectione
※『バイエルンの世界劇』四部作の第3作。
クリスマス音楽劇『幼子降誕の奇跡劇』 (1960)
 Ludus de nato Infante mirificus
※『バイエルンの世界劇』四部作の第4作。
オペラ『アンティゴネー』 (1940-49)
 Antigonae
※『世界劇』四部作の第1作。
オペラ『暴君オイディプス』 (1951-58)
 Oedipus der Tyrann
※『世界劇』四部作の第2作。
オペラ『プロメテウス』 (1960-67)
 Prometheus
※『世界劇』四部作の第3作。
オペラ『時の終わりの劇』 (1970-71,79,81)
 De temporum fine comoedia
※『世界劇』四部作の第4作。※初演は1973年8月20日。ヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮、ケルン放送交響楽団などの演奏による。

●その他の作品
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子供のための教育音楽(ムジカ・ポエティカ) (1950-55)
 Orff-Schulwerk
※グニート・ケートマンとの共作。