Holst, Gustav Theodore(Gustavas Theodore von)
(ホルスト、グスターヴ)
England / 1874.9.21 Cheltenham, Gloucestershire  -  1934.5.25 London
**[近代イギリスの作曲家。本業は女学校の音楽教師だった。代表作の組曲『惑星』のほか、民謡に基づいた吹奏楽曲や合唱曲を遺している。]



●交響曲
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交響曲 ヘ長調 Op.8 「コッツウォルズ」 (1899-1900) [Orch]
 "The Cotswolds"
合唱交響曲 Op.41 (1923-24) [Sop/Chor/Orch] ※詞:ジョン・キーツ

●管弦楽曲・協奏曲
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序曲「ウォルト・ホイットマン」 Op.7 (1899) [Orch]
 Walt Whitman
バレエ組曲 変ホ長調 Op.10 (1899,1912) [Orch]
交響詩「インドラ」 Op.13 (1903) [Orch]
 Indra
西部の歌 Op.21-1 (1906-07) [Orch]
 Songs of the West
サマセット狂詩曲 Op.21-2 (1906-07) [Orch]
 A Somerset Rhapsody
東洋組曲「ベニ・モラ」 Op.29-1 (1909-10) [Orch]
 Beni Mora
セント・ポール組曲 Op.29-2 (1912-13) [Str]
 St Paul's Suite
組曲「惑星」 Op.32 (1914-16) [Orch] ★★★
 The Planets
※代表作。ホルスト自身は編曲を固く禁じていたが、第4曲『木星』の中間部が様々なアレンジを施されほとんど一人歩きしている。2000年にはコリン・マシューズにより「冥王星」が追加された。
日本組曲 Op.33 (1915) [Orch]
 Japanese Suite
※全6曲。舞踊家・伊藤道郎からの委嘱作(異説あり)。所謂『江戸子守唄』が引用されている。
フーガ風序曲 Op.40-1 (1922) [Orch]
 A Fugal Overture
序曲「エグドン・ヒース」 Op.47 (1927) [Orch]
 Egdon Heath
スケルツォ (1933-34) [Orch] ※未完に終わった交響曲の断片。
2つのヴァイオリンのための協奏曲 Op.49 (1929) [2Vn/Orch]
フーガ風協奏曲 Op.40-2 (1923) [Fl,Ob/Str]
 A Fugal Concerto
※フルートとオーボエは2つのヴァイオリンでも可。

●吹奏楽曲
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吹奏楽のための組曲第1番 Op.28-1 (1909)
吹奏楽のための組曲第2番 Op.28-2 (1911)
ムーアサイド組曲 (1928)
 A Moorside Suite
前奏曲とスケルツォ「ハマースミス」 Op.52 (1930)
 Hammersmith

●室内楽曲
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木管五重奏曲 変イ長調 Op.14 (1903)
3つの小品 Op.2 (1896,1910) [Ob/2Vn,Va,Vc] ※元々『幻想的小品』として書かれた作品の改作。
五重奏曲 イ短調 Op.3 (1896) [Ob,Cl,Fg/Hr/Pf]
イギリス民謡による幻想的四重奏曲 Op.36 (1916) [2Vn,Va,Vc]

●歌曲・合唱曲
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6つの歌 Op.15 (1902-03) [Bar/Pf]
6つの歌 Op.16 (1903-04) [Sop/Pf]
神秘のトランぺッター Op.18 (1904,12) [Sop/Orch]
 The Mystic Trumpeter
リグ・ヴェーダからの讃歌集 Op.24 (1907-08) [Vo/Pf]
 Hymns from the Rig Ved
4つの歌 Op.35 (1916-17) [Sop(orTen)/Pf]
12の歌 Op.48 (1929) [Sop/Pf]
3つの短い合唱曲 Op.4 (1896) [FemaleChor]
5つの合唱曲 Op.12 (1902-03) [Chor]
エストメア王 Op.17 (1904-05) [Chor/Orch]
 King Estmere
3つの讃歌 (1904-05) [Chor/Org] ※特に第1曲『わびしき真冬に(In the Bleak Midwinter)』が有名。
4つの古いイギリスのキャロル Op.20b (1907) [Chor/Pf]
リグ・ヴェーダからの合唱讃歌 Op.26 (1909-12)
 Choral Hymns from the Rig Veda
※全14曲。4巻に分けて出版された。巻ごとに編成が異なる。
頌歌「雲の使者」 Op.30 (1910-12) [Alt,Chor/Orch]
 The Cloud Messenger
真に愛す者のために我はこれを成し遂げたり Op.34-1 (1916) [Chor]
 This Have I Done for My True Love
3つのキャロル (1916-17) [Chor/Orch]
3つの祝祭的合唱曲 Op.36a (1916) [Chor/Orch]
 3 Festival Choruses
6つの合唱曲 Op.36b (1916) [Chor] ※イギリス民謡に基づく。
イエス讃歌 Op.37 (1917-19) [Chor,FemaleChor/Orch]
 The Hymn of Jesus
※混声合唱は2つのグループに分かれる。
死への頌歌 Op.38 (1919) [Chor/Orch]
 Ode to Death
2つのモテット Op.43 (1924,25) [Chor]
7つの合唱曲 Op.44 (1925-26) [Sop,FemaleChor/Str]
合唱幻想曲 Op.51 (1930) [Sop,Chor/Orch]
12のウェールズ民謡 (1930-31) [Chor]
6つの合唱曲 Op.53 (1931-32) [MaleChor/Str(orPf)]
おお、心の巡礼者よ (1932) [Sop,Chor]
 O Spiritual Pilgrim

●舞台音楽
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オペラ『破棄』 Op.1 (1895)
 The Revork
オペラ『若者の選択』 Op.11 (1902)
 The Youth's Choice
オペラ『シーター』 Op.23 (1899-1906)
 Sita
オペラ『サーヴィトリ』 Op.25 (1908)
 Sāvitri
オペラ『どこまでも馬鹿な男』 Op.39 (1918-22)
 The Perfect Fool
オペラ『猪の頭』 Op.41 (1924)
 At the Boar's Head
※シェイクスピアの戯曲『ヘンリー4世』に基づく。
オペラ『さまよう学者』 Op.50 (1929-30)
 The Wandering Scholar
バレエ音楽『黄金のガチョウ』 Op.45-1 (1926)
 The Golden Goose
※日本語版Wikipediaの『鴨』は誤訳と思われる。
バレエ音楽『新年の朝』 Op.45-2 (1926-27)
 The Morning of the Year
エウリピデスの戯曲『アルケスティス』からの7つの合唱曲 (1920)
 7 Choruses from the Alcestis of Euripides
劇音楽『キリストの到来』 (1927)
 The Coming of Christ

●映画音楽
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(1931)
 The Bells