Cavos, Catterino Albertovich (born Cavos, Catarino Camillo)
(カヴォス、カッテリーノ)
Italy - Russia / 1775.10.30 Venice  -  1840.5.10 Saint-Petersburg
[ロシア・オペラ、ひいてはロシア国民楽派の基盤を築いたイタリア生まれの作曲家・指揮者。息子のアルベルトはマリインスキー劇場の設計者。]



titlememo
オペラ『スレイマン2世、あるいは3人のスルタン』 (1798)
 Soliman second, ou Les trois Sultanes
オペラ『レスタ、ドニエプルのルサルカ』 (1804)
 Lesta, dneprovskaya rusalka
※ステパン・ダヴィドフとの共作。フェルディナント・カウアー作のオペラ『ドナウの女房』の舞台をロシアに移した改変版。二部構成だった原作が四部構成になっている。
オペラ『不可視の王子』 (1805)
 Князь-невидимка
オペラ『愛の手紙』 (1806)
 Любовная почта
オペラ『勇士イリヤ』 (1807)
 Илья-Богатырь
オペラ『せむしの3人兄弟』 (1808)
 Три брата-горбуна
※発表時期不詳の過去作『3人のせむし』の改訂版。
オペラ『コサックの詩人』 (1812)
 Казак-стихотворец
オペラ『イヴァン・スサーニン』 (1815)
 Иван Сусанин
※ミハイル・グリンカのオペラ『皇帝に捧げた命』に影響を与えた愛国的テーマの強い作品。なお、『皇帝に捧げた命』の初演ではカヴォスが指揮を務めた。
オペラ『ドブルィニャ・ニキーティチ』 (1818)
 Добрыня Никитич
※フェルディナンド・アントノリーニとの共作。
オペラ『火の鳥、またはレフシル王子の冒険』 (1822)
 Царь-Птица, или Приключение Левсила царевича
※フェルディナンド・アントノリーニとの共作。
バレエ音楽『ゼフィールとフローラ』 (1808)
 Зефир и Флора
バレエ音楽『ドン・キホーテ』 (1808)
 Дон Кихот
バレエ音楽『ラウル・デ・クレキー、あるいは十字軍からの帰還』 (1819)
 или Возвращение из крестовых походов
バレエ音楽『カフカスの捕虜、あるいは花嫁の影』 (1822)
 Кавка́зский пле́нник, или Те́нь неве́сты
バレエ音楽『4人の悪魔、あるいは二重の変身』 (1825)
 Le Diable à quatre ou la Double Métamorphose
バレエ音楽『スンベク、あるいはカザン王国の征服』 (1830)
 Сумбека, или Покорение Казанского царства