Biber, Heinrich Ignaz Franz von
(ビーバー、ハインリヒ)
Austria / bap.1644.8.12 Wartenberg, Bohemia (now Stráž pod Ralskem, Czech)  -  1704.5.3 Salzburg
*[オーストリアの作曲家・ヴァイオリニスト。ザルツブルクの宮廷楽団で楽長を務めていた。当時としてはかなり技巧的なヴァイオリン作品を多く遺している。]



titlememo
7声のソナタ (1668) [6Trb/Timp/Org] ※オルガンは通奏低音。
描写的なソナタ イ長調 (1669) [Vn/Cemb]
 Sonata representativa
※ヴァイオリンで動物の鳴き声を模写したユニークな作品。
5声のセレナード「夜警」 (1673) [Ensemble]
 Der Nachtwächter
10声の戦闘(バッターリャ) ニ長調 (1673) [Ensemble]
 Battalia
※兵士が騒ぎ立てる場面で多調、砲弾が飛び交う場面でバルトーク・ピッツィカートといった近代音楽を先取りしたような技法が用いられている。
ロザリオのソナタ (1674) [Vn/Bass]
 Rosary Sonatas
※全16曲。変則的な調弦「スコルダトゥーラ」が行われる。
祭壇あるいは宮廷用ソナタ (1676) [Ensemble]
 Sonatae tam aris quam aulis servientes
※全12曲。
音楽の食卓 (1680) [Vn,2Va/Bass]
 Mensa Sonora
※全6曲。
8つのヴァイオリン・ソナタ (1680) [Vn/Bass]
技巧的で楽しい合奏曲集 (1696) [Ensemble]
 Harmonia artificioso-ariosa
※全7曲。
晩課(32声) (-)
ザルツブルク大聖堂ミサ曲(32声) (1682)
 Missa Salisburgensis
※近年までオラツィオ・ベネヴォリの作品と考えられてきた。
レクイエム(15声) (-)
レクイエム ヘ短調 (c.1692)
オペラ『アルミニオ』 (1690-92)
 Arminio