Berlioz, Louis Hector (ベルリオーズ、エクトル)
France / 1803.12.11 La Côte-Saint-André, Isère  -  1869.3.8 Paris
**[初期ロマン派を代表する作曲家のひとり。大管弦楽を駆使した詩的かつ色彩豊かな作品群で知られる。生前は指揮者・評論家としても高名だった。]



★詳しくは→Wikipedia:ベルリオーズの楽曲一覧へ。

●交響曲
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幻想交響曲 (1830) [Orch] ★★★
 Symphonie fantastique
交響曲「イタリアのハロルド」 (1834) [Va/Orch]
 Harold en Italie
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」 (1839) [Orch]
 Roméo et Juliette
葬送と勝利の大交響曲 (1840) [Band]
 Grande symphonie funèbre et triomphale
※大編成の軍楽隊のための作品。任意で弦楽や合唱が加わる。

●管弦楽曲・協奏曲
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序曲「ウェイヴァリー」 (1828) [Orch]
 Waverley
序曲「リア王」 (1831) [Orch]
 Le roi Lear
序曲「ロブ・ロイ」 (1831) [Orch]
 Rob Roy
序曲「ローマの謝肉祭」 (1844) [Orch]
 Le carnaval romain
序曲「海賊」 (1844) [Orch]
 Le corsaire
序曲「エジプトへの逃避」 (1852) [Orch]
 La fuite en Égypte
夢とカプリッチョ (1841) [Vn/Orch]
 Rêverie et caprice

●歌曲
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歌曲集「夏の夜」 (1841) [Vo/Pf]
 Les nuits d'été
※管弦楽伴奏版あり。
歌曲集「ランドの花々」 (1850) [Vo/Pf]
 Fleurs des landes
歌曲集「アルバムのページ」 (1850) [Vo/Pf]
 Feuillets d'album

●合唱曲
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レリオ、生への帰還 (1831) [Actor,Soloists,Chor/Orch]
 Lélio, ou le retour à la vie
※『幻想交響曲』の続編。役者による一人芝居がメインという当時としては異色の作品。
5月5日、皇帝ナポレオンの死に寄せる歌 (1835) [Bas,Chor/Orch]
 Le cinq mai, chant sur la mort de l'empereur Napoléon
トリスティア (1831-44) [Chor/Pf]
 Tristia
※第3曲『葬送行進曲』の手稿には1848年9月22日の日付が書いてあるが、全曲完成は1844年と推定される。出版は1852年。
鉄道の歌 (1846) [Ten,Chor/Orch]
 Le Chant des chemins de fer
カンタータ「ギリシャ革命」 (1825-26)
 La révolution grecque
カンタータ「オルフェの死」 (1827)
 La mort d'Orphée
カンタータ「エルミニー」 (1828)
 Herminie
カンタータ「クレオパトラ(クレオパトラの死)」 (1829)
 Cléopâtre
カンタータ「サルダナパーレ」 (1830)
 Sardanapale
※録音なし。英語版Wikipediaによればおそらく消失。
カンタータ「帝国」 (1854)
 L'impériale
オラトリオ「キリストの幼時」 (1850-54)
 L'enfance du Christ
劇的物語「ファウストの劫罰」 (1845-46)
 La damnation de Faust
※特に『ラコッツィ行進曲』が有名。

●宗教音楽
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荘厳ミサ曲 (1824)
 Messe solenelle
死者のための大ミサ曲(レクイエム) (1837)
 Grande messe des morts
テ・デウム (1849)

●舞台音楽
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オペラ『エステルとネモラン』 (1823)
 Estelle et Némorin
※消失。
オペラ『宗教裁判官』 (1826-33)
 Les francs-juges
※未完。断片的に現存。とりわけ序曲が有名。
オペラ『ベンヴェヌート・チェッリーニ』 (1834-38)
 Benvenuto Callini
オペラ『血にまみれた尼』 (1841-47)
 La nonne sanglante
※未完。
オペラ『トロイアの人々』 (1856-58)
 Les Troyens
オペラ『ベアトリスとベネディクト』 (1860-62)
 Béatrice et Bénédict